山に入る以上、どんなに注意していても怪我を完全に防ぐことは出来ません。しかも、いざ怪我をしてしまった場合、すぐに助けは来ません。交通インフラ、通信インフラが整っていない環境のリスキーな側面です。
捻挫一つでも、固定方法などを知らなければ下山は困難になります。もしそこが圏外であれば、救助までにかなりの時間を要するかも知れません。停滞を余儀なくされ、気温が下がったり、風雨に晒されたりする状況で保温保護の手法を知らなければ、低体温症となり、命を落とす危険性もあります。つまり、日常生活においては大きな怪我でなくても、山ではそれが大問題になる可能性が常にあります。だからこそ、登山を行うすべての人が最低限の応急救護に関する知識を持つ必要があります。それらのニーズに応じるのが本講習会です。
最低限の応急救護に関する知識として、発生率が特に高い擦過傷(すり傷)と足首の捻挫の応急処置が挙げられます。どちらも命を落とす怪我ではありませんが、後の感染症リスクの低減や、軽度なものであれば自力下山を行う為にも欠かせない知識です。
また、大量出血に対する止血の方法、頭部損傷時の対処方法なども身につけておかないと、救える命も救えなくなります。
そして特に大切なのが保温保護に関する知識です。山岳遭難死亡事故発生要因第三位であり、概ね20%程度の死因が低体温症とされています。しっかりとした保温保護の方法を学ぶことは、生命維持の上で欠かせない知識となります。
ファーストエイドの処置が適切にできたとしても、低体温症を防ぐことができなければ、事態は悪化してしまう可能性が高いです。
そのため、この講習では併せて簡単なセルフレスキューの方法についてお伝えしています。
この講習では次のことを学習します。
・擦過傷(すり傷)の汚染洗浄
・足首の捻挫の固定
・出血箇所の止血方法
・脊椎損傷の有無のガイドライン
・背負い搬送法
・担架搬送法
・保温保護
これらの項目を徹底的に繰り返し習熟することによって、登山の安全性を飛躍的に高めることができます。ぜひご参加ください。
※より良い講習へとブラッシュアップする為、講習内容を一部変更する場合があります。予めご了承ください。
開催日:2024年 月 日 予約締切 月 日 19:00まで
集合場所:OO駅 改札前
最低催行:O名 ~ O名
行程:09:00 集合
09:30 講習開始
16:00 講習終了
天候:大雨時は中止、小雨決行
中止の場合のみ前夜メール連絡
※中止時は全額返金となりますが、注文金額の3.6%の
クレジットカード返金手数料が発生します。予めご了承ください。
年齢制限:参加可能な年齢は18歳以上70歳未満とさせて頂きます。
お支払い:クレジットカード
補償:安全を最優先にしておりますが、講習中の事故に関する
負傷・死亡・物損に関し、全て自己責任となることを
予めご了承下さい。詳しくは " 利用規約 " を御覧ください。
持ち物:
□ 三角巾 (105×105×150cmサイズが望ましい)
□ テーピングテープ ( 38mm幅 非伸縮性テーピングテープが望ましい )
□ 弾性包帯 ( 7.5cm幅のものを推奨 )
□ 500ペットボトル ( いろはすを推奨 )
□ 120cmナイロンスリング ( 細いダイニーマのものはあまり適しません )
□ トレッキングポール ( お持ちの方だけで構いません。丈夫なものが理想です。)
□ ツェルト ( 人が横になって寝れるサイズのもの )
□ 細引き ( 3mm × 10m 程度 )
□ マット ( 軽量な半身用サイズのもので可 )
□ 防寒着 ( ビバーク対策に厚手のものが理想 )
□
エマージェンシーシート ( ポリエチレン系の素材だと繰り返し使用できます )
□ プラティパス × 2 ( ひとつに1Lほど水を入れて来て下さい )
□ バーナー、鍋 ( 固形燃料やアルコールストーブなどでも可 )
□ 雨具 ( 上下レインウェア。)
□ 昼食・飲料
キャンセルポリシー:
キャンセル時は以下のキャンセル料が発生します。
開催日の30日前~15日前:利用料金の30%
開催日の14日前〜8日前:利用料金の50%
開催日の7日前〜3日前:利用料金の80%
開催日の2日前〜当日:利用料金の100%
※ 注文金額の3.6%の返金手数料が発生します。
※ 日程変更にもキャンセル料が発生致します。
※ キャンセル希望の際は、自動返信メールに記載の専用メールアドレスより、
指定フォーマットの内容をご記入の上、メールをお送り下さい。