登山をしていれば誰もが一度は経験するであろう道迷い。すぐにルート復帰できればヒヤリハットで済みますが、もしそのまま気付かないまま進み続けてしまい、方角を失ってしまったら...、その先にあるのは遭難です。
山岳遭難事故発生要因の第一位は道迷いです。つまり、道迷いを防ぐことこそ、安全に山登りを行う上で最も重要なことだと言えます。そのためには、地形図の読み方やコンパスの使い方、スマートフォンのGPSアプリの使用方法などを学んでおく必要があります。常に迷わないように先手先手を打って行動すれば、道迷いは防ぐことができます。
この講習会では、基本となる地形図の読み方、コンパスの使い方、スマートフォンのGPSアプリの使い方などを学び、登山中の道迷いを防ぐ技術を身につけます。大変重要な読図技術ですが、どれだけの登山者がきちんと読図の技術を身につけていると言えるのでしょうか。現代では、スマートフォンアプリの普及により、読図の技術は必要ないかのように思われがちですが、決してそんなことはありません。もし、スマートフォンのバッテリーが切れたら、滑落の結果壊れてしまったら、水に濡れて動かなくなってしまったら、低温下で電源が落ちてしまったら...。このようにスマートフォン一つに頼り切った登山には大きなリスクが潜んでいます。
そもそもスマートフォンで現在地が分かったとしても、地形が読めなければ安全な復帰ルートを見出す事はできません。道迷いのリスクを減らすには読図の技術をきちんと身につけることが不可欠です。このような現状があるからこそ、当機構では地図読みに関する講習会を行なっています。
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講習会では、
・等高線の形から尾根と谷を見分ける方法
・コンパスの使い方
・GPSアプリの活用方法
などを学習します。
講師と共に山を歩きながら地図とコンパスの基本的な使い方を学習した後、各受講生には二人一組で指定された場所まで山の中を進んでもらうオリエンテーリングを実施します。
実践を交えてアウトプットを行い、確実な技術習得を目指します。
スマートフォンの普及もあり、近年では遭難事故の統計比率を見ても道迷いの発生件数が大きく減りました。しかし、それでも尚、警察庁が発表する山岳遭難事故統計の要因別分析で発生件数は圧倒的一位となっています。現実には道迷いの末に転滑落や疲労による行動不能に至るケースも多く、道迷いをきっかけにもっと大きな遭難事故に繋がっています。
言い換えれば、道迷いさえ防げれば、山岳遭難事故に遭う可能性を大幅に下げることができるということです。安全に登山を行う上で、地図読みができる能力はとても重要です。学習機会を設け、道迷いのリスクを減らしましょう。
※より良い講習へとブラッシュアップする為、講習内容を一部変更する場合があります。予めご了承ください。
開催日:2024年 月 日 予約締切 月 日 19:00まで
集合場所:OO駅 改札前
最低催行:O名 ~ O名
行程:09:00 集合
09:30 講習開始
16:00 講習終了
天候:大雨時は中止、小雨決行
中止の場合のみ前夜メール連絡
※中止時は全額返金となりますが、注文金額の3.6%の
クレジットカード返金手数料が発生します。予めご了承ください。
年齢制限:参加可能な年齢は18歳以上70歳未満とさせて頂きます。
お支払い:クレジットカード
持ち物:
◻︎ ベースプレート型コンパス
◻︎ 日帰り登山装備 ( 雨具、ヘッドライト、防寒着、
その他日常的に使っている日帰り登山の装備)
◻︎ 昼食・飲料 ( パンやおにぎりなど行動しつつ食べられるもの)
キャンセルポリシー:
キャンセル時は以下のキャンセル料が発生します。
開催日の30日前~15日前:利用料金の30%
開催日の14日前〜8日前:利用料金の50%
開催日の7日前〜3日前:利用料金の80%
開催日の2日前〜当日:利用料金の100%
※ 注文金額の3.6%の返金手数料が発生します。
※ 日程変更にもキャンセル料が発生致します。
※ キャンセル希望の際は、自動返信メールに記載の専用メールアドレスより、
指定フォーマットの内容をご記入の上、メールをお送り下さい。
補償:安全を最優先にしておりますが、講習中の事故に関する
負傷・死亡・物損に関し、全て自己責任となることを
予めご了承下さい。詳しくは " 利用規約 " を御覧ください。